髪の成長の仕組み
髪の役割は大きく分けて3つあります
① 頭部を直射日光や暑さ寒さから守り、外部の衝撃から頭部を保護する役割。
② 感覚器としての役割。毛の根元付近に知覚神経が放射状に付着していて、弱い刺激にも反応するようになっています。
③ 重金属などの排出器官としての役割。人体に有害な有機水銀、カドミウム、砒素などは、毛乳頭を経て毛幹に吸収され髪の毛と共に排出されます。刑事事件などで、被害者の髪から毒素の有無を調べることはよく知られています。
脱毛の原因
脱毛・薄毛の4大原因
「薄毛」とは何らかの原因で髪が細くなったり、抜け落ちたりと正常な成長をしなくなり、その結果「髪の毛が薄くなる」といった状態になります。
ところで薄毛はなぜ起こるのでしょうか?薄毛になる原因にはさまざまなものがあります。そのおもな説として「男性ホルモン」「ストレス」「食事・生活習慣」「遺伝」などが薄毛になりうる4大原因です。
◆ 男性ホルモン
男性ホルモン(テストステロン)は髭や体毛などの成長を促進するが、頭髪にとっては逆で、毛根の毛母細胞でDHT(ジヒドロテストステロン)に変わり、毛母細胞を萎縮させ、髪の成長を妨げる。
◆ ストレス
心や体にも悪影響を及ぼすストレス。薄毛や抜け毛にとっても例外ではない。
ストレスが自律経やホルモンバランスを乱し、血流が悪化すると、毛根に栄養分を十分運べない状態となる。
◆ 食生活
髪の毛の生成に必須とされるビタミンやミネラル成分は日常の食生活では十分に摂取できない場合が多い。また同時に不規則な生活も髪の成長を妨げかねない。
◆ 遺伝
薄毛には遺伝的要素が大きく関係している。
しかし、男性ホルモンを受け取る受容体の遺伝子を調べることで、男性ホルモンの影響を受けやすい体質か否かを知り、個々にあった治療方針を立てることができる。
原因はいくつかあれど…
その多くは『AGA』=『男性型脱毛症』
『AGA』は『男性型脱毛症』または『壮年性脱毛症』と言われる『病気』です。
発毛サイクルを改善へ!
ミノキシジルとフィナステリドで発毛サイクル改善へ
① 脱毛原因のジヒドロテストステロンの生成を抑制。
② 5αリダクターゼが男性ホルモンに作用するのをブロック。
③ 毛細血管を拡張させる。
発毛サイクル改善作用の効果が期待できるミノキシジルの薬用効果により毛細血管の拡張作用で血流が改善され、ブドウ糖等の栄養素が毛根部まで運搬されやすくなり、その結果、毛組織の栄養状態を改善して発毛を促し、発毛サイクルが改善されます。ホルモンバランスの調整作用として使われるフィナステリドは、タイプⅡ5-αリダクターゼ酵素に対する抑制剤として働き、テストステロンからジヒドロテストステロン(DHT)への転換を阻害。DHTの阻害作用により男性型脱毛症(特に前頭部から頭頂部)が改善されます。
毛髪の主成分はケラチンというアミノ酸からなりますが、毛根へバランスよくアミノ酸を補給させ、ビタミンB郡(パントテン酸)により栄養吸収を高め発毛を促進します。
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